*手白澤温泉*
2009年 08月 09日憧れの地、手白澤温泉。
行きの日は途中から大雨になり
私たち二人以外誰もいない
そしてもちろん建物もない山中で
どうなることかと思いましたが
女夫渕から必死に歩き続けること約3時間。
幻想的なもやの中に
明かりが浮かび上がったときは
「キターッ!」。
合羽を脱ぐと
早速温泉へ。
地獄から極楽へ。
あの3時間があったからこその
至福の時。
ここは、6部屋しかない秘湯の一軒宿。
そして歩いてしかいけない宿。
数年間、憧れ続けた宿です。
すばらしい温泉で汗、雨、疲れを流した後は
地元の素材を使ったフランス料理とおいしい自然派ワイン。
こんな山の中で
こんなおいしいお料理が食べられるなんて感動。
まあ、前菜として登場した
この地方お決まりのサンショウウオは
さすがの私も手をつけられませんでした。
すみません。
でも、友達はしっかり食べていましたよ。
しかも、頭から・・・。
今回は1泊で、5回温泉に入ってしまいました。
本当にいいお湯で、露天も最高でした。
翌日は、宿で作ってもらった
巨大な山男仕様のおにぎりを持って
手白澤から加仁湯→八丁乃湯を通って
女夫渕まで歩いてきました。
雨が降ってないと
大分楽になるねって話しながら^^;
だって、行きは風景を眺める余裕もなかったしね。
加仁湯、八丁乃湯は以前一度歩いてきたことがあるので
あまり不安もなく、立ち寄り湯をして、
女夫渕までは植物や珍しい蝶々などを
観察しながら帰ってきました。
おもしろいキノコもたくさんあったな。
女夫渕でまたひとっ風呂浴びて、汗をながし
休んでから、鬼怒川温泉行きのバスにのりました。
同じ栃木県なのに、片道約8時間の旅。
栃木は広いなあ。
そしてまだまだいいところがありそうです。
それにしても
奥鬼怒温泉郷、最高です。
今度は紅葉の美しい時期に、是非!
by orangetoko
| 2009-08-09 12:45
| ★ Fresh cafe